働かないおじさん問題
働かないおじさんは無駄だと思われがちですが、「2割の不活性人材」と言われています。
働きアリも2割はサボってる。しかしこの2割を省くと、働いていたアリから2割が働かなくなるそうです。
ということは、結論として、どうしようもない。
というのが、今までの最適解だったりします。
でもデジタル時代は、ちょっと注意が必要ですね。
なぜかと言えば、働かないおじさんが決定権を持つ場合があるからです。
例えば,企業のホームページ制作の案件。
若手の担当者とWEB制作会社が検討して作ったホームページ。
しかし最終段階になったら、部長が「なんか違う」と。
詳しく聞いても「高級感が欲しい」、「字が小さくて読みにくい」など、対象顧客ではなく自分の感想を述べる始末。
もしこの部長に決定権があったら・・・
働かないどころか、ビジネスにとって大きなマイナスになるわけです。
今まではせいぜい現場の社員や、数人の顧客への影響。
しかしネット社会では、会社の情報発信にも大きな影響を与えます。
くれぐれも、仕事ができない人に決定権を与えないこと。
そして、2割の働かないオジサンは、気にしないことです!
備考:動画スクリプト
語り手: 働かないおじさんって会社の害悪だよね。 さっさと辞めてもらえばいいのに。
助手: 実は、そう単純じゃないんだよ。 蟻の研究で面白いデータがあってね。 群れの中で2割は必ず働かない個体がいるんだって。
語り手: へえ、でもそれって非効率的じゃない? その2割を排除すれば生産性上がりそうなもんだけど。
助手: それが、その2割を排除すると、今度は働いてた蟻から新たに2割がサボり始めるんだって。 つまり、この比率って自然の摂理みたいなものかもね。
語り手: なるほど...でも最近は話が違ってきてない? 特にデジタル化が進んで。
助手: そう、問題は働かないおじさんが決定権を持つケースなんだよね。 典型的なのがホームページ制作の案件。
語り手: あー分かる分かる! 若手とWeb制作会社が頑張って作ったのに、部長が「なんか違う」とか言い出すやつでしょ?
助手: そう! しかも「高級感が足りない」とか「文字が小さい」とか、完全に個人の好みだけで判断する。
語り手: ターゲット層のことなんて考えてないんだよね。 むしろビジネスの足引っ張ってる。
助手: 以前なら影響は限定的だったけど、今はネット社会だからね。 会社の情報発信に大きく関わってくる。
語り手: じゃあ結論としては、2割の働かないおじさんの存在は仕方ないけど...。
助手: 決定権だけは絶対に渡しちゃダメってことだね。 そこさえ気をつければ、案外うまく回るものさ。
語り手: みなさんの会社にも働かないおじさんっていますか? どんな対応してます? コメント欄で教えてください!